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■2020夏の新作チーズティー新登場!!「ピーチ&アプリコットレアチーズ」。桃の爽やかさとクリームチーズのコクの濃密コラボレーション。


■日本人の季節を愛でる心。「旬」を楽しむ心。これこそすべての日本文化の底流に流れる根源です。


 

2020年夏の新作チーズティーが登場しました。7月末にテストリリース。大好評ということで、規模拡大で再リリースです。私個人的な話しなのですが、一番好きなフルーツが「桃」なんです。桃の旬は6月から秋口まで。この季節は、果物フルーツの「旬」ラッシュを迎えます。このわくわく感を感じられる日本人でつくづく良かったなぁと思います。

最近、農産物、水産物あらゆるもので季節の境目がなくなってきました。食べたい時に食べられる。これはとても幸せなことなのですが、ただ「旬を楽しむ」という情緒が薄まってしまう感じがしてなりません。

「春はあけぼの。ようよう白くなりゆくやまぎは、少しあかりて〜」と枕草子で歌った清少納言はすごい。今から1000年以上も昔に「旬」、「侘び寂び」、「四季の移ろい」を言葉にしたためた日本文化を、そしてのその担い手を我々はもっと誇りに思っていい。そして日本文化を紐解くときに余計な解説、言葉はけばけばしい装飾となるだけ。ただただ、すごい!素晴らしい!誇りだ!。そう思えるだけで、いいんです。そして、日本人としての根源的なものを呼び覚ましてくれるのが、季節ごとの果物なのだと思います。だから、私はメニュー開発をする時に、絶対に、「旬」を大事にします。


■さくらんぼの「旬」は?「桃」の旬は?「ぶどう」の旬は?


 

初夏、梅雨の時期、「さくらんぼ」が先陣を切って出始めます。山形ですね。「佐藤錦」なんて食べられたらどんなに幸せか。さくらんぼ狩りしちゃって、さくらんぼをほおばるなんて最高の贅沢ですよね。

その次にくらいに夏の風物詩「すいか」が来て、ここから「桃」そして「ぶどう」、さらに「梨」と続きます。書いててすごい!って思っちゃいました。「果物の大名行列」だ。


<さくらんぼ生産量>

1位 ダントツ 山形県 シェア75%

2位 北海道

3位 山梨県

ちょっと興味があってさくらんぼの生産量を都道府県別に調べてみました。凄いです。山形県のさくらんぼのシェアは75%、ダントツです。さくらんぼと言えば山形でいいんです。その他の県はもう忘れてしまいましょう。それぐらいの生産量です。すごいな山形。


<桃の生産量>

1位 山梨県

2位 福島県

3位 長野県

桃と言えばちょっとほろ苦い青春時代の思い出があります。自分は神奈川に住んでおり恋人は福島県で遠距離恋愛をしていた時があります。その子は毎年夏になると福島県のおいしい桃を実家に送ってくれていました。詳しくはまた次の機会があれば。ただ、ほろ苦く、いえ、甘酸っぱい夏の思い出です。笑


<ぶどうの生産量>

1位 山梨県

2位 長野県

3位 山形県

ぶどうは、今、一番勢いのある果物フルーツだと思います。スーパーには高級ぶどうとして「シャインマスカット」が鎮座し、その脇には「巨峰」「ナイアガラ」が居並びます。

昔はデラウェアでさえ贅沢品だったぶどう。夏が楽しみで、扇風機で風を浴びながら、お風呂あがりに、家族みんなで、デラウエア!。巨峰なんていうのは1年に1回食べれるか食べれないかの最高級品でした。それが今や年に2回は食べれる位に生産量は増えてます。

「シャインマスカット」は自分の中でマスカット回の革命児だと思います。総じて赤色系のぶどうの方が美味しく緑系のものは香りは良いが糖度が低いそんなイメージでした。それが社員マスカットの登場により覆りました。香料でしか味わったことのない、ハイチュウでしか味わったことのないマスカットの味がシャインマスカット1粒1粒の中に凝縮されていたのです。ハイチュウに比べて、1つ部1粒の値段は、とてつもなく高いですが、「旬」を味わいたいという本能が、財布の紐を緩めてしまいます。年に3回くらいは緩めてます。笑。


■「すいか」の名産地、日本一の生産量を誇る都道府県はどこかご存じですか?


 

すいか生産量日本一はくまモンの国「熊本県」。熊本県はすいかを特産品としてすごくアピールしています。「日本一早いすいか」といった、出荷方法を取り、ブランディングも素晴らしく、すいかの国熊本というのが定着しつつあります。

<すいか生産量>

1位 熊本県

2位 千葉県

3位 山形県

 

ここ沖縄県では今帰仁スイカが有名です。今帰仁スイカの森もすごく早くもしかしたら熊本よりほんと早いんじゃないかと思う位。沖縄は暖かいですからね。

しかし今年新型コロナウィルスのパンデミックによりこの今帰仁スイカは大きなダメージを受けました。美味しい今帰仁すいかは畑に今年もいっぱいできました。ただ、それを出荷をする人がいなく、運ぶ人がいなく、流通という面において、新型コロナにやられてしまったのです。私の故郷、神奈川県では三浦がすいかで大変有名です。三浦のスイカも同様の憂き目にあっていたと聞きます。

去年は今帰仁すいかを使った「今帰仁すいかスムージー」をリリースしました。とても美味しく大好評でした。小さい男の子がすごく気にいってくれて本当に1週間毎日買いに来てくれた、なんていうエピソードもあります。ただ今年は新型コロナウィルスによりお店を出しているイオンモール沖縄ライカムは休館でした。今帰仁スイカが1番おいしい時期、旬の時期に、お店を営業することができませんでした。来年は今帰仁の方々の為にも今帰仁すいかをアピールしながら、絶品「今帰仁すいかスムージー」を行列ができるくらいに、お客様に提供したいと思ってます。


■スタバの夏の新作は「まるかじりジューシーピーチフラペチーノ」。当店は一足先に7月末から「ピーチ&アプリコット」をリリース。ちょっとだけ勝った?


 

こういうことを言うとお店のスタッフの子たちにもいつもバカにされるのですが、「いつかスタバを超えてやる!」とスタバを目標に日々頑張っています。豪語しています。そしてついにスタバを超えた日がやって参りました。「このピーチのチーズティーは、スタバのピーチのフラペチーノよりおいしいんじゃないかなぁ」と思ってしまうのです。試作を毎日繰り返すこと1週間。ついに、納得のピーチチーズティーが出来上がりました。自分の舌の上だけですが、スタバを超えた瞬間でした。舌の上でとろける微細な氷、そして、桃の風味がこれでもかと口の中を突っついてきます。そしてチーズフォーム のコクが最後をしっかりとコクでまとめてくれます。「小さな1歩かもしれないがマークマーク(お店)にとっては偉大な1歩である。」こんな、パクリ疑惑の言葉で、締めさせていただきます。

 

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