■当店夏の新商品「ヨーグルトスムージー」が爆発的ヒットになったわけ。新型コロナに負けない体質作りという需要に、新型コロナに負けないメニュー作りが上手にリンクした!
当店の2020年夏の新作「ハワイアンヨーグルトスムージー」が爆発的ヒットとなっています。新型コロナウイルス感染予防という理由から、営業時間は短縮となり、また多くの人がいるだろうと大型商業施設である当店が入るイオンモール沖縄ライカムは、客足が遠のき、来館者数がかなり落ち込んでいます。タピオカ専門店も何店舗かライカム内にありますが、売上げ的にどこも本当に厳しいようです。去年の大行列が夢のようです。
そんな中、当店「ハワイアンティースタンド マークマーシュ」も売上げは確かに落ち込んでいますが、昨対売上げ比率は、他店と比べ、悪くはないのです。それをけん引してくれているのが「ヨーグルトスムージー」なんです。
■新型コロナウイルス感染予防から「乳酸菌」への興味が高まる。ヨーグルト関連商品が、売上げを伸ばしているという事実。
他業種のお店の視察も大変勉強になります。スーパー、ドラッグストア、ホームセンター。それぞれの店舗には入り口はってすぐに置くもの(売り出し商品)は新型コロナウイルスの何かしら関係のあるものが並んでいます。
・マスクを売るお店
・消毒用アルコールを売るお店
・殺菌除菌スプレーを売るお店
・乳酸菌、酵母菌、などのサプリ系を売るお店
実際にこんな記事があります。「ここ数年、踊り場状態が続いてきたヨーグルト市場。昨年後半からトレンド転換の兆しは見えていたが、新型コロナウイルス騒動を受け、2月の市場は前年比108%と久々の大幅増となった。」
https://shokuhin.net/29500/2020/03/13/topnews/
ウイズコロナを文字通り、そのまま経済というカテゴリーに入れ込んでいるのです。便乗ということではなくここには間違いなく需要があります。
■今、消費行動は偏っている。どうせ食べるなら身体によいものを。どうせ買うなら新型コロナ対策になるものを。というスタンス。
身体に良いもの、というと当店ではもともと、ワークアウトの後に飲んでほしいと開発した「プロテイン入りフルーツスムージー」がありました。メニューは6種類。結構売れています。680円780円という高単価にもかかわらずです。また新鮮なフルーツをそのまま使った「プランテーションティー」も売れています。
今、若い人ももちろんお年寄りも、「どうせなら身体に良いものを」、そんな消費行動がとても強くなっている感じがします。
実際、ほかにもガーリックシュリンプのお店を運営しているのですが、こちらはびっくりするぐらい売上げが回復しているのです。そこには無意識に“健康”という言葉が“選択の理由”となっている気がします。
自分も確かにそうです。今、うどんだけとか、ピザだけとかというオンリー炭水化物の食事はせず、ニンニクいっぱい、お肉いっぱい、野菜いっぱい、という食事を選んでいます。ヨーグルトはまさに身体に良い食べ物の王道。しかも美味しい。ここに需要がないわけがないのです。
実はもともとヨーグルトが大好きで毎朝、欠かさず、食べています。さらに、サプリ大好き人間で、「新ビオフェルミン」も欠かさず飲んでます。ちょっとした乳酸菌マニアでもあったのです。乳酸菌の魅力を元々知っていた、そんなことから、ヨーグルトでメニュー開発をしたのです。
■意識しなければならない新型コロナウイル感染予防。乳酸菌は飲めば、身体の中で自動的に免疫力を高めてくれるバリアとなる。飲めば完結するコロナ対策。
さらに、体の内側に摂るものは、油断した時の万が一の防御になる。免疫力を上げることが、免疫力を維持することが、そもそもの基礎だということもなんとなくお客様はわかっています。ちょっと、「コロナ意識高め」な生活に疲れた時、つまり精神的に疲れた時、ストレスがたまったとき、人間は乳酸菌に無意識に手を出します。「これさえ飲んでおけば、大丈夫!」。自分がそんな感じなんです。
・行動
マスクを必ずつける。検温を徹底する。3密を避ける。手洗いを徹底する。
・意識
新型コロナウイルスとは何者なのかをきちんと学び、知恵を付ける。新型コロナウイルス が、身近にいることを絶えず意識する。生活圏にもう入り込んでいる。
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24時間365日間、集中力を維持はできないですよね。たえず、いつも、必ずは、やっぱり疲れます。どうしても気が緩んでしまう瞬間はあるものです。だからみんな「健康の備え」「栄養の備え」が大事だと感じているように思います。万が一の保険的感覚ですね。その1つがヨーグルトであり、乳酸菌なのではないでしょうか。美味しいし、身体に良いし、健康的。一石二鳥。楽して防御。良いこと、この上なしです。
■「健康」と「コロナ」。「少し贅沢」したい、「リベンジ消費」という言葉もささやかれる。消費の行動変容も見逃さない。
そして、リベンジ消費というワードもよく聞きます。自粛疲れ、その反動から、ついつい余計なものを買ってしまう、高価なものを買ってしまう、ということです。ちょっと高めの単価が、逆にポイントになるかもしれません。確かに、出費を抑える傾向はありますが、その反動は起こります。その受け皿として、存在するということもありだと思います。私は基本、割引、安値、ワンコイン、など廉価で自分たちの商品を売ることをしません。「ブランディング」です。安売り、は麻薬です。そして、お客様はその後、定価では買いません。「プライスのアンカーリング」が発動し、その価格の「ブランド」とみなしてしまうからです。適正価格で売る。こだわりの材料で、美味しく、安全安心なものを提供すれば、お客様は必ずわかってくれます。新型コロナで、売上げは大変厳しいですが、今できることを探して頑張っていきましょう!!